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常盤御茶屋跡

 

常盤御茶屋跡

藩主の別邸として愛された

島原城築城時から湧水が湧き出しており、藩主の別邸として利用されてきました。 本丸から見える位置にあり、本丁から釣鐘丁まで広がっていました。
その庭園は当時のまま伝わり、お殿様が水遊びしていたであろう庭石も残っています。

済衆館は文政4年(1821年)、藩校・稽古館から医学分野を独立し、病院を兼ね、医学校として藩主の別邸・常盤御殿に開校しました。医者の養成と同時に町村医の研修の場でもありました。
天保13年(1843年)には、シーボルトに学んだ賀来佐一郎を取り立てて教授に任命しました。天保15年、済衆館の教授であった市川泰朴は賀来佐一郎らとともに今村刑場で処刑されたキリシタンの解剖を行い、人体解剖図を作成しました。
弘化3年(1846年)には薬園を開き、嘉永2年(1849年)に長崎で学んだ種痘を庶民にほどこすなど医学の発展に役立てました。 済衆館は島原の医学と科学の振興に大きく貢献しましたが、
明治5年(1872年)廃藩置県によって廃校となりました。常盤御茶屋の建物の一部は本光寺に移され、常盤資料館として公開されており、庭園内の池と天草から運ばれた石垣はそのまま残っています。

 

 

ギャラリー

 

常盤御茶屋跡 常盤御茶屋跡

 

 

施設情報

 【場所】長崎県島原市城内2丁目

 

※本記事は、島原観光情報発信サイト「島原旅たより」(平成25~27年)の内容を基に作成しました。





 

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