西側に眉山の山麓が迫る、南下川尻町の一角に「ひょうたん池公園」があります。
寛政4年(1792年)に眉山が大崩壊した際の土砂がつくった小山(流れ山)の上にあり、その大きさは現存する流れ山のなかで最大級のものです。
その表面の起伏を利用して池がつくられ、その後ひょうたん池公園として整備されました。
敷地面積は7万206平方メートル、名前の通り「ひょうたん型」の池を抱いたかたちの公園です。
ひょうたん型の池の周りには、自然林や人工林が入り交っており、その樹間を散策できるように緩やかな傾斜の道が整備されています。
そのため、散歩やランニングなど健康増進のために利用する方も多いようです。
また、池のそばには広大な芝生地の広場や子どもを対象にした遊具施設があり、親子連れも目立ちます。
屋根付きの休憩所もありますので、ゆっくりと楽しむことができ、眉山が崩れた時にできた巨大な壁を正面に見ることもできます。