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ふるさと再発見「島原城御馬見所(しまばらじょうおんうまみしょ)」

 

「島原城御馬見所(しまばらじょうおんうまみしょ)」

 御馬見所は、幕末の藩主松平忠和(まつだいらただかず)公の時代に藩士の訓練状況を見るために建てられました。現在は、島原城天守閣の東北方向のほど近いところに建っていますが、もともとは三ノ丸(現在の島原高等学校付近)にありました。明治維新後に口之津町に移築され、その後、昭和41年に再び城内に移築されました。
 御馬見所は、木造平屋建で、屋根は切妻造(きりつまづくり)の杉皮葺(すぎかわぶき)、中央の畳廊下を挟んで、四畳半の二室が左右に並んでいます。前面(西面)と左右両側の三方を大きな開口部として障子を立てています。全般に細い木を骨組みに用いた数寄屋風(すきやふう)の建物です。
 国の文化審議会は、平成24年9月21日に島原城御馬見所を国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申し、平成25年3月29日に登録有形文化財になりました。御馬見所は、島原城の数少ない遺構として貴重な建築物です。登録文化財とは、建築後50年を経た建物のうち、歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものが基準とされ、専門家の評価を受け、所有者の同意があるものが登録されます。
 御馬見所は、島原城を目の前に臨むロケーションとその風情あるたたずまいから、島原城春のお茶会などの会場にもなっています。季節を感じに、どうぞ島原城までお出かけください。
 (『広報しまばら』平成25年4月号「ふるさと再発見」)

 

032+201304島原城御馬見所(平成25年4月号)

【写真】島原城御馬見所

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