待ってました“桜の開花宣言”。島原城の桜並木や総合運動公園、霊丘公園など、皆さんは何処へお花見に出かけますか。年度の始めで忙しい私ですが、家内と二人で夜桜見学でも行こうと思います。どこかで見かけたら声を掛けてください。
さて、昭和15年4月1日、長崎県下で3番目の市として発足してから、数多くの出来事がありましたが、今年の4月1日で、島原市は誕生75周年を迎えます。
市制が始まってすぐに太平洋戦争が起こり、その後、苦難の中、島原市は財政再建団体という不遇の時期を乗り越え、島原城天守閣の復元、観光の振興、街並み整備、教育の振興、福祉の充実と発展を続けてまいりました。そして、平成3年には、雲仙・普賢岳噴火災害が発生し、44名の方が犠牲となられ、安中地区住民をはじめ、長期の避難生活を余儀なくされるなど、試練の時を迎えました。しかし、全国からの温かい支援を受け、見事、復興し、有明町との合併を経て、今日を迎えています。
今後は、島原半島世界ジオパークや歴史ある城下町と湧水など、この「ふるさと島原」の良さを未来へつなげてまいります。
尚一層の市民皆さんのご協力とご支援をお願いいたします。
そして、4月1日から市制75周年の思い出として、島原文化会館展示ホールと有明総合文化会館ギャラリーで思い出の写真パネル展や広報しまばらと広報ありあけの一部を展示しております。なつかしい思いが蘇ることだと思います。是非、ご覧ください。
島原市長 古川 隆三郎