縄文・弥生時代の扉が今開かれる.....
大野原遺跡は、縄文時代後期から古代にかけて継続的に続いた遺跡で島原市を代表する遺跡です。
有明総合文化会館建設に先立つ発掘調査で縄文時代後期(約3千年~4千年前)の土器製作にかかわるとと考えられる遺構や大量の土器が発見されています。
大野原遺跡展示館「縄文の里」は、大野原遺跡で発見された遺構と縄文土器や有明地区の考古資料を展示しています。

今から約4,000年もの遥か昔、縄文時代の大野原の地には人々が暮らしていました。
海にも山にも近いこの地で、自然の恵みに感謝しながら狩猟・採集を行っていたこと でしょう。この遺跡の特徴は、土器を作っていたと思われる点です。土器作りに適した粘土の貯蔵穴や、作業小屋と思われる住居跡、土器を焼いたと思われる焼土跡が発見されています。

島原市有明総合文化会館グリーンウェーブ
大野原遺跡展示館(B1F)
縄文の里
長崎県島原市有明町大三東戊1382
TEL 0957-68-5800
■入館料:無料
■開館時間:9:00~17:00
■休館日:毎週火曜日、12月29日~1月3日