
有明町の町制施行30周年を記念して、昭和62年3月に建設された施設。鉄骨平屋建で床面積は176㎡、展示室は130㎡、収蔵点数は約1000余点であります。
内部は、島原市指定文化財の「木下家の古文書」「旧村の地図(三之澤村・東空閑村・大野村)」をはじめ、島原木綿関係資料や民俗資料が充実しています。
屋外にも島原市指定文化財の「キリシタン墓碑」や「一石五輪塔」などを展示しております。
島原木綿
島原半島でも北部、とくに有明町の大三東、湯江方面では、ほとんどの家庭で手織りの木綿が織られていました。
その名を 島原木綿 といい、藍染糸を地色とし柄は地味だが素朴な風合いで美しさを秘めています。
地元住民の作業着とされただけでなく、全国へと販路を拡大し、藩主にも献上されていた名品です。

民具
古くは、江戸時代から明治、大正、昭和初期の貴重な資料を展示してあります。

農具
当時の農家で使われたさまざまな道具を展示しております。

島原市指定文化財
島原市の指定文化財を展示しています。

島原市有明歴史民俗資料館のご案内
長崎県島原市有明町大三東戊1447
TEL 0957-68-1101 (有明公民館)
■見学無料
■見学時間 9:00~16:00
