熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症は、予防法を知っていれば防ぐことができます。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、こどもや高齢者、障害のある方など、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう!
島原地域の熱中症情報
長崎県環境保健研究センター(長崎県気候変動適応センター)の研究によると、県内において、年平均気温は上昇傾向にあり、熱中症救急搬送者数も増加傾向です。
特に島原地域は県内でも暑い地域であり、特徴として、熱中症救急搬送者の症状が重くなる傾向にあることがわかっています。情報を確認し、熱中症予防行動の参考にしましょう。
■熱中症特別警戒アラートについてはこちら(環境省 熱中症予防情報サイト)
熱中症警戒アラートの情報は、メールやLINEで入手することができます。いち早く情報をキャッチして予防行動へつなげましょう。
■環境省熱中症警戒アラートのメール配信サービスの登録方法
■下記のQRコードを読み取ると環境省のLINE 公式アカウントにつながります。
■現在の島原の暑さ指数はこちらから確認できます(環境省熱中症予防情報サイト)
「熱中症特別警戒アラート」が発表されたときは、「クーリングシェルター」をご利用ください!
「熱中症特別警戒アラート」が発表されたときは、防災無線でお知らせするとともに、「クーリングシェルター」を一般に開放します。
指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」とは
環境省と気象庁から発表される「熱中症特別警戒アラート」が出た際に、暑さを避けて休憩をとれる冷房施設を備えた場所です。
熱中症特別警戒アラートが発表されるなど、危険な暑さが見込まれるときは外出を避け、冷房が効いた室内で過ごすことが基本となります。やむを得ず外出する際に危険な暑さに見舞われた場合や自宅に冷房施設がない場合は、十分な水分を補給するとともに、適宜、「クーリングシェルター」などを活用し、熱中症の予防に努めましょう。
熱中症予防のポイント
○暑さをさける
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・外出時には、日傘や帽子を着用
・天気のよい日は日陰を利用、こまめな休憩
・吸湿性、速乾性のある通気性のよい衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
○こまめに水分補給
・のどが渇いていなくてもこまめに水分や塩分を補給する
○周りの方へ声かけを
高齢者、子ども、障害のある方は特に熱中症になりやすいので注意が必要です。
身近な方から、エアコンの利用やこまめな水分補給を行うよう声をかけましょう。
熱中症が疑われる人を見かけたら