雲仙・普賢岳噴火から30年
11月17日で雲仙・普賢岳の噴火から30年を迎えました。
あの日の私は三会新港の青果市場から2本の噴煙が上がるのを眺めていました。まさかそれがその後の大災害につながるとは思いもしませんでした。 翌年6月3日の大火砕流で島原市の様子は一変しました。消防団員として活動していましたが、全てが想像を超えるものばかりでした。亡くなった消防団員12名は私の年代の人でした。
来年は災害から30年を迎えます。今、改めて全国からのこれまでの支援に応えるためにも機能的に日本一の自主防災組織を作り、地震、豪雨、台風などに度々見舞われる災害列島日本のモデルに育てたいと思います。そして災害の教訓をしっかりと後世に伝えて参ります。
島原市長 古川 隆三郎