雲仙復興事務所
雲仙・普賢岳災害から30年の節目を迎えました。
時の流れとともに、島原市は復興を果たしました。
今、普賢岳や平成新山には植物も増え、春から夏には新緑、そして秋には紅葉と自然の美しさを感じます。
多発した火砕流や土石流の土砂で埋め立てた平成町の復興アリーナ周辺は、スポーツ大会、ジオマルシェ、島原ふるさと産業まつりなど、多くの人々で賑わう拠点となっています。
このような災害からの復興の中心的な役割を担ってきた国土交通省九州地方整備局雲仙復興事務所が3月末で廃止となり、新たに雲仙砂防管理センター(仮称)としてスタートします。人々が安全に暮らし、多くの交流人口が増え、産業が活発になるためにも、これからも国や県の協力も必要です。雲仙復興事務所の皆さん、本当にお疲れ様でした。
島原市長 古川 隆三郎