島原市における「地域包括ケア」の推進
「地域包括ケアシステム」とは
住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」などのサービスを
切れ目なく提供することができる体制のことです。
急速な高齢化に伴い、地域包括ケアシステムの構築が急務となっており、高齢化の進展状況は各地域により大きな差があるため、
地域の実情・特性に応じて作り上げていくことが必要になります。
【参考】島原市の高齢化率(令和7年2月末現在)…37.1%

島原市の目指す姿
島原市では、地域包括ケアシステムの構築に向け、一人ひとりが目指す共通の目標として、「元気で こころ豊かに 安心してくらせる 島原市」
を掲げて取り組みを進めています。

島原市の取り組み
(1)地域包括ケアシステム構築ロードマップ実行委員会(年8回開催)
・長崎県版地域包括ケアシステム評価シートの自己評価内容の検討
・島原市地域包括ケアシステム構築ロードマップの進捗管理と取組み内容の検討
(2)地域包括ケアシステム構築検討会の開催(年1回)
・関係機関と意見交換、情報共有
(3)在宅医療・介護連携の推進(主な取り組み)
■地域の医療・介護の資源の把握
・社会資源集「島原市のちからこぶ」「医療機関マップ」を作成しています。
「R6島原市のちからこぶ」 https://www.simaisihoukatu.com/cont11/main.html(島原市地域包括支援センターホームページ)
「医療機関マップ」 https://www.simaisihoukatu.com/cont9/main.html(島原市地域包括支援センターホームページ)
■在宅医療・介護連携検討委員会の開催(年9回)
・地域の医療・介護関係者が参画する会議を開催し、在宅医療・介護連携の現状と課題の抽出、
対応策の検討を行っています。
(部会)作業部会:調査・研究、施策の推進等を行う
情報共有検討部会:「島原市情報提供・共有シート」の周知啓発や医療・介護等の情報共有を円滑に行う
・医療、介護、福祉等に従事する専門職を対象に意識調査を実施しています。
・島原市在宅医療・介護相談センターを中心とし、多職種の理解を深めるための研修会を開催しております。
また、先進地事例を学ぶことにより、今後の医療、介護連携の充実を図るために講演会(セミナー)を開催しております。
■地域住民への普及啓発
・終活サークルの開催
・出前講座
・看取り、ACP「もしもメモ」についての普及啓発
※終活ノートについては、市役所福祉課、地域包括支援センターで配布しております。
関係機関
島原市在宅医療・介護相談センター(〒855-0851 長崎県島原市萩原一丁目1230番地)
ホームページURL https://www.simaisihoukatu.com/cont9/main.html