第13回ロケーションジャパン大賞 概要
この1年間に公開・放送された数ある作品の中から、最も地域を沸かせ、人を動かした「作品×地域」に贈られる「ロケーションジャパン大賞」10,000人の一般アンケート、4つの指標と審査員によって選ばれる。
(1)ご当地感、話題性、ロケ地行楽度を基準として、2021 年11 月1 日~2022 年10 月31 日までに公開、放送された映画・ドラマ・アニメ作品より41 作品とそのロケ地・51 地域をノミネート作品(地域)として選定。
(2)10,000 名の一般投票ポイント、地域側のロケ誘致の継続性に加え、下記4 つの選考基準をもとに1,000 点満点で算出。
(1)支持率…10,000 名一般アンケートの結果による。
(2)行楽度…ロケ地マップの有無、語り部がいる、ツアーの有無など
(3)撮影サポート度…地元のロケ協力度、住民の理解(ロケ支援組織の有無、撮影リピーターの有無、撮影窓口の一本化、ロケに対する住民の理解度ほか)
(4)地域の変化…どれだけ人が訪れたか・経済効果・CM換算効果(作品による経済効果、作品にまつわる商品の誕生、メディアへの露出等)
準グランプリ
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』×静岡県伊豆の国市
部門賞
■行楽度部門 映画『今夜、世界からこの恋が消えても』×神奈川県藤沢市
■支持率部門 映画『沈黙のパレード』×静岡県牧之原市
■地域の変化部門 映画『峠 最後のサムライ』×新潟県長岡市
■撮影サポート部門 映画『今はちょっと、ついてないだけ』×千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、島原市
官民一体で制作陣と連携し、企画段階から関わり、企業版ふるさと納税も活用した点が受賞のポイントとなっております。
<映画『今はちょっと、ついてないだけ』概要>
かつては秘境を旅する番組のスター・カメラマンだった寡黙な主人公に玉山鉄二さん。シェアハウスの仲間たちには音尾琢真さん、深川麻衣さん、団長安田さん(安田大サーカス)ほか高橋和也さんらが出演。シェアハウスと自然を舞台に、ゆったり流れる時間の中で日々を丁寧に生きようとする不器用な大人たちの輝きを見つめる希望の物語となっています。
授賞式(令和5年2月16日 リーガロイヤルホテル東京)
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映画『今はちょっと、ついてないだけ』 柴山健次 監督 【柴山監督コメント】 このような賞をいただけてとても感謝しています。ありがとうございます。 この作品は僕が原作を読んで、光文社に問い合わせて映画化の許可をいただきました。それほどやりたかった作品です。2016年だったのですが、ずっといろんなところに営業をしても撮らせていただく機会がなく、それでしばらくしてこちらのこういった催しと出会うことがあり、こちらの4市町の方々と出会い、それらが結びついたおかげで今の作品が完成にたどり着きました。 今回クレジットで4市町を入れる際に、映画の「制作協力」ではなく、「共同制作事業体」という言葉を使ってクレジットしました。 よく、制作協力していただくとか自治体の方の制作協力など、「協力」という言葉が当たり前のように使われているのですが、ふるさと納税の活用からいろんなサポートから地域と映画を一緒に作っていただくということで、自治体になると利益を出すことがダメなのでその場合、製作委員会という名前を連ねられない。 そのために作った言葉だったんですけど、一緒に作るということがずっとあったので、この賞の「撮影サポート部門」がその言葉通り作品で撮るというよりもみんなで撮ったというのにふさわしい名前の賞だなと思ってとても嬉しいです。 思い出を共有できたという意味では、出会うことが最大の財産だったなと思っていて、コロナ下の中みんなで力を合わせることができたのがとても素晴らしい経験だったと思います。 |
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【古川市長コメント】
この度は、名誉ある賞をいただき誠にありがとうございます。 本市と3市町のきめ細やかなロケ支援が評価されたことが受賞につながったものと思っております。 引き続き、撮る人も観る人も訪れたくなるような島原をめざし、ロケツーリズムを推進してまいります。 |
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スペシャルゲストとして、映画にも出演されている安田大サーカスの団長安田さんも受賞式にかけつけました |
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受賞4市町(千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、島原市)の皆さん |