電子入札導入の延期に関するお知らせ
電子入札について、本市においては費用対効果の面からこれまで導入していなかったところでありますが、長崎県が次期電子入札システムの更新を行うにあたり、費用が縮減可能な「共同利用型の電子入札システム」を導入予定とのことで県内市町に対し参加の呼びかけがあったところであります。
本市は、令和6年度からの共同利用に参加するため、令和5年度当初予算にシステム構築費等を計上しておりましたが、昨年、長崎県から共同利用を延期するとの連絡があったところであります。
延期となった理由については、各市町に提示された運用経費(ランニングコスト)が想定以上に高額であったことから、導入当初から参加する市町が少なくなったことにより共同利用のメリットが発生しないことが判明したことであります。
共同利用に参加する自治体が多ければ多いほど、スケールメリットにより費用が軽減されることから、その効果が生じない段階での共同利用は時期尚早であると長崎県は判断されたところであります。
電子入札システムの導入を見込み、自社システムの環境整備を行われていた業者様におかれましては、大変申し訳ありませんがご理解の程よろしくお願いいたします。
今後の導入時期は未定となっておりますが、システムの見直しを行うとともに、検討中の市町に対し共同利用への参加働きかけを行っていくこととしており、導入時期がわかり次第ホームページでお知らせします。