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【高齢者の健康支援】保健事業と介護予防の一体的実施について

福祉保健部 保険健康課 健康づくり班 TEL:0957-64-7713(島原保健センター) FAX:0957-64-7714 メールhocen@city.shimabara.lg.jp
 
 

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業について

 令和2年4月「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律が施行され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」という新たな制度が始まりました。
 後期高齢者の医療保険者である長崎県後期高齢者医療広域連合と市町が協力して、後期高齢者の健康増進・フレイル予防に務める仕組みのことです。
  
 

健康寿命延伸に向けてのフレイル(虚弱)予防と疾病の重症化予防を目的とした事業展開

 高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施は、これまでの連携の課題を解消して、フレイル状態(※1)に陥りやすい高齢者に対して、個々の状況に合わせた支援(※2)を行うことが目的です。
 ※1 フレイル状態とは、加齢に伴い心と身体の動きが弱くなってきた状態のこと。
 ※2 後期高齢者を対象とした保健事業では、個人差に応じた対応が重要となるため、対象者を階層化(栄養状態、口腔機能、運動機能、認知機能など)し、その階層に応じた個別支援を行います。


 

高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施(市町における実施のイメージ)

  ガイドライン「イメージ図」
 
  厚生労働省 「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第3版」より

島原市の高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業の取り組み体制 


 

島原市では、令和3年度から高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に向けた取り組みの体制を整備し、後期高齢者医療健康診査やレセプト情報等を踏まえ事業を実施しています。関係する団体や組織と連携し、長崎県後期高齢者医療広域連合と協力して、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活や社会参加ができるよう、保健事業と介護予防の一体的な実施に取り組んでいます。


▶ 支援内容 専門職が高齢者のいる世帯へ直接訪問して行う受診勧奨や通いの場などへの積極的関与
▶ 専門職の配置 看護師、保健師、管理栄養士、歯科衛生士
▶ 配置場所 有明保健センター (電話 0957-61-0071)

 

島原市の取り組み内容


健康診査や医療・介護に関するデータから、後期高齢者の健康状態を把握し、取り組みにつなげていきます。

 

島原市の健康課題

 1.後期高齢者医療健康診査の結果
  令和5年度の受診率は38.6%と県内では2番めに高く、その9割を超える方が、かかりつけの医療機関で健康診査を受診されています。
  受診者には、結果に応じ適切な治療勧奨などの事後指導が実施されており、入院医療費が健診未受診者に比べ1人当たりの医療費は約24万程度抑制されています。
  一方では、血糖の有所見率が県平均よりも高く、ウォーキングなどの運動習慣がある方が少ない結果が出ています。
  また、受診者の4%の高齢者が低栄養状態にあり、栄養状態を改善しフレイルを予防する必要があります。健診受診者の約2割の方が、過去1年以内に転倒の経験をされていました。

 2.医療・介護の状況
  ◇KDBシステム(令和5年度累計 令和6年度6月時点)
    

◎島原市の平均寿命・平均自立期間(男女別) 

  平均寿命 平均自立期間(要介護2以上)
 男性 81.0歳 79.4歳
 女性 87.8歳
 84.6歳

 男女とも平均寿命は昨年と比べわずかに延伸している。

平均自立期間においては、男性よりも女性の方が自立期間が長く、要介護3以上から平均寿命までの期間は男性が1.6歳、女性が3.2歳となっています。


◎島原市の後期高齢者の医療費  

  1位 2位
 外来医療費(外来医療費を100%として計算)
 循環器疾患(高血圧症を含む)   19.1% 尿路性器(腎不全を含む)   13.3% 
 入院医療費(入院医療費を100%として計算) 循環器疾患(脳梗塞を含む)   21.1% 筋骨格(関節症を含む)    11.6% 

 後期高齢者の医療費は年々増加しており、入院医療費、外来医療費ともに循環器疾患が1位を占めています。


◎島原市の介護の状況  (65 歳以上の1号被保険者を対象とする)

  島原市 県国 
 認定率 21.8% 20.5% 19.7%
 居宅一件当たり介護給付費 58,674円 49,603円 41,496円
 施設一件当たり介護給付費 295,713円 302,645円 299,990円
 県、国に比べ、介護保険の認定率がやや高く、一件当たりの介護給費は県よりもやや高くなっています。
 
 

高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)

 ◆ 対象者となる方には、個別にご案内をいたします。
 1.訪問による健康づくり支援
   高血圧などの疾病について、未治療の方や治療を中断している方に個別に訪問し、健康づくりのための保健指導等を行います。

 2.健康状態が不明な方へ保健師等が個別に訪問し、状況を把握します。

 3.低栄養状態の予防
   健診結果等をもとに、管理栄養士が個別に訪問し、栄養指導を行います。
 
 4.口腔(咀嚼・嚥下)機能低下予防
   健診結果等をもとに、歯科衛生士が個別に訪問し、口腔機能改善のための指導を行います。

 5.身体的フレイル(虚弱)予防
   健診結果等をもとに、保健師等が個別に訪問し、柔軟性や筋力、バランス力向上のための指導を行います。

 6.重症化予防(糖尿病性腎症)
   未治療者へ看護師等が個別に訪問し、受診勧奨を行います。
   
 

通いの場等への積極的関与(ポピュレーションアプローチ)

 1.高齢者の通いの場において、運動、栄養、口腔等の健康教育、健康相談を実施し高齢者のフレイル予防に取り組みます。

 2.高齢者の通いの場において、フレイル状態のチェックを行います。
   高齢者が集う自主サークル等で、日常生活の見直しのための質問票による健康チェックを行います。
 
 3.高齢者の通いの場において、身体的なフレイルチェックを行います。
   高齢者が集う自主サークル等で、体力測定を行います。
  
 4.気軽に相談できる場をつくります。
   有明保健センターでは、保健師による健康相談や管理栄養士による栄養相談に対応しています。
   お気軽にご相談ください。

健康寿命の秘訣はフレイル予防

  いつまでも元気に過ごすために、できることからフレイル対策をはじめてみましょう。
食事・運動などの基本的な取り組みに加え、交流の機会をもつことが大切です。
*市が実施する健康診査でも、フレイルチェックを行っています。毎年受けて変化がないか確認しましょう。

 

イラスト(2)フレイル対策


このページに関する
お問い合わせは
保健福祉部 保険健康課 健康づくり班(有明保健センター)
〒859-1415
島原市有明町大三東戊1386
電話:0957−61−0071 (0957−68−5335)
ファックス:0957−68−5534
メール ariake-hocen@city.shimabara.lg.jp 
(ID:19616)
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