じ。)及び建設関連業務委託並びにごみ収集運搬業務委託の価格決定方法を一部見直します。詳細については、別添資料をご覧ください。
(1) 主な改正内容
① 事前ランダム化の廃止
事前ランダム化及び係数を乗じた予定基本価格、最低制限基本価格を廃止します。
※履行確実性評価方式における履行確実性評価基本価格も同様に廃止します。
② 予定価格の公開ランダム化の廃止
予定価格の公開ランダム化を廃止します。
※最低制限価格又は履行確実性評価価格の公開ランダム化は廃止しません。
【現行】予定価格の設定方法(建設工事の場合)
予定基本価格 = 設計金額 × 事前ランダム係数(0.999~1.000)
予定価格 = 予定基本価格 × 公開ランダム係数(0.999~1.000)
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【改定後】
予定価格 = 設計金額
③ 最低制限価格の決定方法の見直し(価格競争のみ対象)
ランダム係数を2つ設定します(通常のランダム係数(b)=1~1.01と、ランダム係数(a)=1.0)。
最低制限候補価格(b)を最低制限価格とします。ただし、予定価格以下、最低制限候補価格(b)以上の範囲に入札者が存在しない場合において、
最低制限候補価格(b)未満、最低制限候補価格(a)以上の範囲に入札者が存在するときは、最低制限候補価格(a)を最低制限価格とします。
※最低制限候補価格(b)=最低制限設計価格×ランダム係数(b)
最低制限候補価格(a)=最低制限設計価格×ランダム係数(a)
なお、最低制限候補価格(a)を最低制限価格とする場合は、初度の入札時のみに適用するものとし、再度の入札時には適用しないものとしま
す。
【現行】最低制限価格の設定方法(建設工事の場合)
最低制限設計価格 = 設計金額 × 92%
最低制限基本価格 = 最低制限設計価格 × 事前ランダム係数(1~1.001)
最低制限価格 = 最低制限基本価格 × 公開ランダム係数(1~1.01)
⬇
【改正後】
最低制限設計価格 = 設計金額 × 92%
最低制限価格 = 最低制限設計価格 × ランダム係数(b) = 最低制限候補価格(b)
ただし、予定価格以下、最低制限候補価格(b)以上の範囲に入札者が存在しない場合において、最低制限候補価格(b)未満、最低制限候補価格
(a)以上の範囲に入札者が存在するときは、最低制限候補価格(a)を最低制限価格とします。
最低制限価格 = 最低制限設計価格 × ランダム係数(a) = 最低制限候補価格(a)
(2) 適用時期
令和7年4月1日以降に執行する入札から適用します。
○関連資料
建設工事等の予定価格等の決定等に係る事務処理試行要綱(令和7年3月改正)(PDF:118キロバイト)
建設工事等の予定価格等の決定等に係る事務処理試行要綱の新旧対照表(令和7年3月改正)(PDF:105.9キロバイト) 