島原城築城400年記念事業実行委員会 設立趣旨
島原城は、松倉豊後守重政公が元和4年(1618年)から7年の歳月を費やして築いた近世城郭で、5層の天守を中心として、本丸、二ノ丸に大小16基の櫓と外曲輪に31基の平櫓を要所に配しました。
また、周囲は総長5,320mという大規模な矢狭間塀を巡らせ、江戸時代初期の完成段階の石垣構築技術と廊下橋や鏡石群など桃山期の築城観を併せ持つ壮麗な城郭でありました。
その後、寛永14年(1637年)に「島原・天草一揆」で実戦を経験し、寛政4年(1792年)には「島原大変」の眉山大崩壊と津波という歴史的大事変に遭いながらも、島原藩の藩庁として250年間機能し、島原は島原半島の政治・経済・文化の中心となりました。
明治6年(1873年)の「存城廃城令」により民間に払い下げられ、明治9年までに惜しくも天守・櫓が解体されましたが、昭和39年(1964年)に天守閣が復元され、島原城は、島原市民の誇りとなっています。
こうした中、平成36年(2024年)には築城400年を迎えることから、島原城や城下町の歴史、文化を振り返り、新たな文化や魅力を創出し、次世代に伝承していくことを目的とし、ここに「島原城築城400年記念事業実行委員会」を設立しました。
基本方針
- 基本方針 (PDF:695.3キロバイト)
はじめに
事業概要
事業構成
事業推進体制
実行委員会組織
実行委員会規約・委員名簿等
- 規約 (PDF:142.7キロバイト)
事業計画
平成31年度
祝祭・イベント・交流事業
(1)島原城一斉清掃
(2)市民、県民自主企画イベントの募集
歴史・文化事業
(1)「島原みらいキャンパス」の開催
(2)島原城読本の編集
(3)古写真、絵画、書籍等の募集
(4)歴史史料の電子化検討
(5)島原藩日記刊行会(仮称)の発足支援
島原城下まちづくり事業
(1)街なみ景観整備
(2)島原城外周の道路美装化
(3)島原城周辺の無電柱化
平成30年度
(1)事業計画の策定
(2)情報発信、PR活動
(3)キャッチフレーズ及びロゴマークの募集