食中毒は季節を問わず年間を通して発生しますが、気温や湿度の高い夏は特に食中毒の発生しやすい季節です。特に子ども、お年寄り、抵抗力の弱い方は注意が必要です。
毎日のちょっとした心がけで食中毒は予防できます。次の食中毒予防の3原則を守って食中毒を防ぎましょう。
食中毒予防の3原則!
◆食中毒菌を
(1) 『つけない』
食材や手はもちろん、肉や魚を扱ったまな板や包丁もこまめに洗いましょう。
(2)『増やさない』
調理したらすぐに食べ、保存する場合は素早く冷まして冷蔵庫へ入れましょう。
(3)『やっつける』
食材(特に肉)は中心部まで十分に加熱をしましょう。
肉の取り扱いに気をつけてください。
◆生肉には、腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、カンピロバクターなどの食中毒菌がついています。牛肉、豚肉、鶏肉とも「鮮度が良いから生で食べられる」は嘘です。
~肉・レバーなどは生で食べないでください~
◆お肉による食中毒を予防するには(1)~(4)を守りましょう。
(1)食肉を十分に加熱する。生焼けや加熱不足がないか、しっかり色味を確認してください。
(2)食肉に触れた包丁・まな板・皿・箸・トングなどの器具には、食中毒菌がついています!
他の食品を扱う際は、器具を分けてください。
(3)調理器具等は、使った後にしっかり洗浄し、次亜塩素酸ナトリウムや熱湯で殺菌をしてください。
(4)食肉に触れた手にも食中毒菌がいます!十分に手を洗ってください。