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平成噴火をたどるコース

 

平成噴火をたどるコース

1990年からおよそ5年間続いた平成噴火による災害遺構が伝える、地球の鼓動を体感するコースです。

w970ジオ(平成噴火をたどる)

 
雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)
w320土石流被災家屋公園大野木場小学校

(1)がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)

 平成噴火で生じた火山災害とそこからの復興を未来に伝えるための体験型ミュージアムで、島原半島 世界ジオパークの中核施設です。この施設の無料ゾーンにある「島原半島世界ジオパーク情報スペース」には、島原半島全体を網羅した国内最大級の赤色立体地図があります。このほか、世界のジ オパークの映像資料や日本国内のジオパークのパンフレットが入手できます。

(2)土石流被災家屋保存公園

 この公園には平成噴火で生じた土 石流に埋没した家屋のうち11棟が保存されています。風雨による損傷を 防ぐため、3棟の家屋は大型テント内に保存されています。これらの家屋を襲った1992(平成4)年8月8日~14日の大規模土石流は、湯気をあげな がら有明海まで流れ下りました。

(3)旧大野木場小学校被災校舎

 1991(平成3)年9月15日18時54分に発生した大火砕流に伴う、強烈な熱風(火砕サージ)で消失した校舎を保存した施設。

 この校庭にあるイチョウの樹は、大火砕流の熱風により焼かれてしまいましたが、翌年の1992(平成4)年には芽を吹き、見事に復活しました。


w320火砕流最長到達点平成新山ネイチャーセンターw320千本木展望台

(4)火砕流最長到達点

 1993(平成5)年7月19日に発生した大火砕流は、山頂からおよそ5.6km流下し、国道57号線を約80m超えたこの地まで達しました。火砕流や土石流が流れ下ったこの地も、今は家族連れが憩う公園になっています。

 近くには4年以上に及ぶ献身的な自衛隊災害派遣活動に感謝する顕彰碑が建てられています。

(5)平成新山ネイチャーセンター

 平成新山の直下に位置し、山頂から約2.5kmと間近なので、天気がよい日には、平成新山のダイナミックな風景が楽しめます。

 また、平成噴火から20年を経て、草や木等の植生の回復の様子も観察できます。

 

(6)千本木展望所

 かつて千本木地区には、3つの町があり、180を超える家屋がありましたが、1993(平成5)年6月23日、24日の2日間にわたって継続的に発生した火砕流によって壊滅的な被害を受けました。


w320観光復興記念館

(7)島原城・観光復興記念館

 記念館1階には、災害の記録映画が上映されています。2階の展示ホールでは、火砕流や土石流によって被災したガードレールや道路標識といった、当時の状況を生々しく今に伝える遺品、災害義援活動を紹介するコーナー「島原大変肥後迷惑」の絵図のパネルなども展示しています。


 
 

 



 


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