肥前島原松平文庫 蔵書検索システムのご案内
松平忠房公以来、歴代藩主のコレクションである「肥前島原松平文庫」(長崎県指定有形文化財)の蔵書検索ができることをご存知でしょうか?
これまでは、長崎県の有形文化財に指定されている蔵書のみが検索可能でしたが、今後は平成30年度〜令和5年度に実施した未整理資料調査事業の成果を踏まえて、調査対象資料であった旧藩士・町人資料についても検索できるよう随時情報更新を行っていきます。
肥前島原松平文庫へ来庫する前の調査などにご活用ください。
※H30〜R5年度未整理資料調査は、文化庁「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業補助金」を活用して実施しました。
現在、検索可能な資料群と概要
◆肥前島原松平文庫資料
長崎県指定有形文化財となっている資料群。歴代藩主が収集した蔵書を中心とする。
◆
多田経太郎資料 明治後期から大正期を中心とした資料群。
長崎新聞記者などをつとめた多田経太郎氏に関連するものも多く、近代島原の知識人の営みを垣間見ることができる。
◆紺屋廣瀬資料
島原木綿に関連する資料群。島原木綿の生産から販売まで大系的に理解することができる。
◆石 原 資 料
島原藩中老連判役の石原家に伝来した資料群。石原家が代々継承してきた自得流砲術にまつわる資料を豊富に含む。
◆川 鍋 資 料
大和流弓術の指南役をつとめた川鍋家に伝来した資料群。大和流の伝書や弓図などを豊富に含む。
◆藤 野 資 料
大正期に藤野與三郎が書写した大和流弓術の伝書類からなる伝書群。
◆横田奥平資料
旧藩士奥平家の資料群で、武芸書や典籍を中心とする。横田は寄贈者名による。
◆古瀬奥平資料
旧藩士奥平家の資料群で、樫原改撰流槍術の目録や伝書、幕末期の「呼出状」を含む。古瀬は寄贈者名による。
◆内 村 資 料
旧藩士の内村家の資料群。内村家は勘定奉行などを勤めた家である。
資料群中にも「達書」など島原藩との関係をうかがわせる資料を含む。
◆山本(一)資料
山本家は深溝松平家初代の忠定の子・景行に連なる家である。資料群は近現代期の資料が多い。
山本家の先祖調査に関わる資料や家譜類を多く含む。
◆下 田 資 料
下田家は小姓方を勤めた家である。資料群は武芸書や典籍を中心とする。
◆陶 山 資 料
陶山家は島原藩大老・板倉八右衛門に属した家である。資料群は明治期の書簡類を中心とする。
◆岡田資料
岡田家は小姓方を勤めていた家である。資料群には岡田家代々の知行宛行状を含む。
◆多 田 資 料
多田家は旧藩士の家である。資料群は近世から近代にかけての典籍からなる。
◆古町別当中村家資料
中村家は島原城下・古町の町人であり、町別当を勤めた家である。
日常の出来事を記した「御用向」などを含み、近世の城下町の日常を垣間見ることができる。
◆大隅資料
大隅家は旧町人の家である。「人別帳」や安養寺関連資料を含む。
◆長井資料
旧藩士である中島家の資料からなり、漢詩文を多く含む資料群である。
また、近代以降の陸軍関係資料・税務官であった中島準資料も含む。
◆塩見資料
第二次世界大戦中の資料2点からなる。
◆杉谷村役場資料
杉谷村役場の公文書からなる資料群である。杉谷村の公共事業や国有林に関する資料を含む。
◆林銑吉資料
島原の郷土史家である林銑吉の原稿や郷土史史料を写した資料を中心とする。
林が関わった島原城再建に関連する資料も含まれる。